そういうんとちゃうから

夢追いというものが何なのか知りたくて書きました

山城 木緑

12分 (7,083文字)
妄想コンテストは本当に楽しくて素晴らしい企画です。そこに甘えていました。本作で一旦離れるつもりです。祝150回!

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あらすじ

狭い部屋で同居する木下と櫻井。 二人はお互いに夢を追っていた。 ある日、ストリートミュージシャンとしてプロを目指す木下は、元バンドメンバーから声をかけられデビューの道を得る。 芸人として売れることを夢

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

ラスト、ぐっときた。

 ビジョン無き夢を追いある種モラトリアムとも言える男性二人の共同生活を、痛いほど現実味ある描写と会話文で描いた短編小説。  成功の可能性や未来という部分も含め、漠然とした時間の浪費や互いの違いに対し
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小説とエッセイの間で

山城木緑さんは心に深く響く小説と、軽妙で愉快なエッセイの両方を書ける方です。小説とエッセイでギャップのある作家はプロにも多く、私が好きな作家にも複数いらっしゃいます。 本作は「心に深く響く小説」側の
ネタバレあり
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