イソヒヨドリが落ちてきた日

昨年六月五日の日の事。 イソヒヨドリの雛に貰った贈り物。

五十野 日夜子

8分 (4,442文字)

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あらすじ

創作を作る余裕はないけど、エッセイだったら書けるかな。 そう思っていたら、六月五日でした。 六月五日は私の記念日。イソヒヨドリの雛のヒヨ子が落ちてきた日。そして、その一月後に『私』が生まれました。

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感想・レビュー 2

家族に勧めたくなるエッセイ

ハラハラしつつ、楽しく読ませていただきました。とても心地良い読後感を味わっております。 日常の中に闖入して来る意外な来訪者、にわかに始まるヒナ育て、寂しさも少し混じる喜びの巣立ちと、愛情あふれる筆致と
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ステキなエピソード(/_;)

 ヒヨ子が旅だった日、近付こうとするヒヨ子を制する仲間の鳥たちの姿を思うと、同じ一ヶ月の間、仲間の鳥も同じ様にヒヨ子を想い続けていたのでしょうね……。  生き物として、人間も鳥もいずれ来る巣立ちの重な
ネタバレあり
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