黄橡の追憶

恋じゃないかもしれない。でも確かに愛だった

東雲桜子

16分 (9,313文字)

30 2,567

あらすじ

アナタが見ているものと 私が見ているものは同じなのかな──? 幼い頃から、誰よりもずっと傍にいた たとえこの想いが叶うことはないとしても 一緒にいられた日々は、かけがえのない私のすべて 恋じゃない

目次 1エピソード

感想・レビュー 11

寄り添う『愛』です。

文章がとても読みやすくて、するすると読んでしまいました。 小雪の犬種についてあえて書かないことで、読者は身近な犬を想像して、より感動が増す作りになっています。このテクニックは真似したい! 小雪、二
ネタバレあり
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儚いけど暖かく、伝わらないけど通じ合ってる物語。

黄橡の追憶 良かった点 ①察せさせる表現 赤いリボン→泥水のような濁った色。四色のクレヨンだったり、両者のコミュニケーション、「だっこしたら驚く」といった違和感を、視点が人ではないことの表現として
ネタバレあり
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読ませるストーリー

まさか犬とは思いませんでした。赤が見えない理由、「私」がなぜカズマやトオルとカタカナで表記するわけが分かり、一本取られた気持ちです。ただ「私」を実は犬でした、と表現することばかりに集中しすぎた内容に感
ネタバレあり
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