夏の終わりの雨

激しい夕立の中、葵はひとり立ち尽くしていた。

空野 ふみ

14分 (7,920文字)
超・妄想コンテスト「夕立」応募作品

9 1,512

あらすじ

夏の終わり、激しい夕立の中、北沢葵はひとり立ち尽くしていた。

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

短い文字数の中に物語がしっかりと立体的に描かれて素敵でした。

夕立のシーンの描写が素晴らしかったです。 主人公の荒れた心を示す描写、そして浮上した後に描写に合わせた天候が比喩的に使われていて、情景が想像しやすくスッと物語に入っていけました。 一人一人のキャラクタ
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夕立の情景描写が素晴らし作品。

筆者の作品は、どの作品も情景描写が素晴らしいと思いますが、本作の夕立のシーンは、特に秀逸だと感心しました。 夕立をテーマに、突然恋人に別れを切り出された女性の心理が上手く表現されている作品です。
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