すねこすり

私の家系には見えない猫が憑いている。ご主人想いで働き者の優しい猫が。妄コン「子供の頃の友達」優秀作品。

瑞浪信太郎

8分 (4,689文字)
我が家の墓がある寺に至る細い坂では、本当にすねこすりに逢ったと言う人が何人かいます。

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あらすじ

母から娘へ。その娘が母になると娘へと受け継がれ――何世代も守り手、遊び相手を続けている――たぶん猫。巷では“すねこすり”と呼ばれている妖怪のお話。 やさしくて、ちょっぴり悲しい物語。

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