野宿火 ―真夏の夜の夢―

祭のあとの寂寥感を喰らい燃える炎。それは夏の夜が見続ける夢――妄コン参加作品

瑞浪信太郎

12分 (7,035文字)
「夏の夜」ならホラーだろうって?いや、逆に考え付かず、結局怖くならないのですよ。

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あらすじ

花火大会が終了した会場跡地を訪れた僕は、妖しい炎に導かれ、終わった筈の花火が打ち上がる、人影だけが蠢く世界へ迷い込み、その中で一人の少女と出会った。 彼女はこの不思議な夜の正体を、永遠に終わらない花

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