セントエルモの火

僕は、目の前に跪く兵士の首に向かって大鉈を振りかざし、命の選択を迫られていた。

遠矢九十九(トオヤツクモ)

11分 (6,511文字)
妄想コンテスト「私を待っていたもの」参加作品です◆

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あらすじ

文明の崩壊した嵐の中で、僕は生きるための道を選ぶ。 (2021.09.21.)

感想・レビュー 1

第6回コサキサク賞に応募ありがとうございます。

舞台はおそらく、今から百年後ぐらいの近未来でしょうか。文明は進み、気象制御船というもので天候を操り天災がない世界。主人公は台風すら見たことがありません。しかしそこから一転、テロリストにより世界が滅び、
ネタバレあり
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