追悼哀歌

いってきます、と。彼女は言った。

望月 彩夏

3分 (1,575文字)

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あらすじ

 追悼し続けていた彼女の哀歌は、愛歌になって止んだ。  「ねえ、今、どこにいるの」  「ここにいるよ」  あなたの歌が、好きだった。  声も、体温も、気配も、何もかも大好きだった。  「知ってた

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