年末年始忙しくて読めなかった! 読みたくてたまらなかった! そして夢を諦めないで。 ありきたりで薄っぺらなはずの言葉が意味を持つ。 歌は必ず誰かの心に届く。 歌は誰かの背中を押す。 主人公の生

流星はプロのシンガーだったがヒットが続かず、失意のうちにダナンで旅行代理店を営む姉のところへ逃げ込む。そこで……ボーイミーツガール。 まあかわいらしくぎこちない恋愛が始まるのだが、浜辺で、カフェで、チ

一読すれば分かるように、冒頭と末尾に同じ楽曲が使われている。 あるアイドルに提供した、主人公の手による曲だ。それが出発点であり、到達点となる。 物語の基本的な形は、「ホビット」や「指輪物語」のような

暑いベトナムの太陽が溶かしたのは、アオザイの似合うベトナム女性と常夏の太陽だった。それによって、一度ヒットソングを出してその呪縛にずっと捕らわれ続けていた主人公「アイドルに提供した楽曲を自分で認めるこ

私なぜ今まで味志さんの作品を未読のままだったの？と思うほど好みの作風で、もうとにかく、素晴らしかったです！！（語彙力が飛んで単純な賛辞しか言えなくなってます） 何なのでしょう、この…ものっ凄くいい感