その眠りに祝福を

彼の手は眠る人々の髪を結い、死者の声を聞く司祭は祈りを歌う

唯月湊

34分 (19,976文字)
眠り続ける町にやってきた司祭と、その町で髪結いを営む彼の物語。

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あらすじ

死者の声を聞き、死を呼ぶ司祭がたどり着いたその町は、「眠り続ける」街だった―――― 司祭、レオノーラが行くあてなき旅路の折に立ち寄った、ひとつの街。 そこは人々が次々に眠り続ける奇病が流行る街だった

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