夜に遊び 朝に別れ

ふたりで、この参道を登るの。そうすれば、ずっと一緒に行けるから――

唯月湊

18分 (10,680文字)
夜にこっそり外へ抜け出すのは、いい知れぬ楽しさが今でもあります。

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あらすじ

母が夜仕事に出ていない日に、須藤彩はお菓子やお茶を持ってこっそり家を抜け出す。向かう空き地には、夜しか会えない友達が待っている。 そこで、真夜中のお茶会をするのが彩の楽しみだった。 そんなある日、彩

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