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「――七回目、花が落ちたらきっと私は――」
密林 猫
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病はきっと、君を愛する心から。
幽霊になった君のこと。
三月、白い雨が降った日。
きいろとらーら。
バス停、二人、風吹かれ。
ほろよいウサギと、月見。
三年経っても冷えたままの石。
紺色の空に咲く花よ、どうかこの膝下に落ちてこい。
七年目の朝、この関係に終止符を打つ。
雨を待っている。
ひんやりした薄暗い部屋でひきこもってたい。
三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第171回「今日から私は」
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