忘れさせ屋のドロップス

俺は最後まで言えなかった。好きだって。

遊野煌

恋愛 完結 過激表現
3時間37分 (129,747文字)
忘れたいことを、少しだけ忘れさせてくれる、遥のドロップス、いつか開発されたらいいな。

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あらすじ

 ある理由から、逃げ出すように家出した鈴木有桜。何処にも行く宛もなく偶然たどり着いたのが、佐藤遥が店主の『忘れさせ屋』だった。 遥は、お金と引き換えに不思議なドロップスで『忘れたいこと』を『忘れさせる

感想・レビュー 2

遥と有桜の心情の移り変わる様に引き込まれていきました。

忘れられない事に限って忘れられない。 辛くて苦しくて消えてしまいそうな遥。 そんな遥を見守って支えてくれる優しい渚。 有桜は、この二人に出会い少しずつ心も強くなっていきましたね。 それぞれの視点から
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忘れられない事と幸せにならない事はイコールでは無い事

作者さんが一番表現したかったタイトルの言葉で、私の中にずーっと眠っていた気持ちを代弁してくれたように感じて読み進めていきました。 私も忘れられない人や出来事についてたくさん考えてきて、この物語を読む
ネタバレあり
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