門出

存在感のない男が選んだ人生の歩みかた

本宮晃樹

SF 完結
10分 (5,858文字)

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あらすじ

 存在感の薄い下北啓一郎は、歳を経るごとに誰からも認識されなくなっていた。次第に透明へと近づく彼は、ある日最後の砦であった恋人からも見放される。  誰からも見えなくなった人間は消滅するしかない。死を間

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