感想・レビュー一覧 5件

少しの温もりが沁みて浸るような読後感

 主人公が嫌いともすれば憎んでいる別離した父親の新たな家族、義妹との出会いの一場面を切り取り描いたヒューマンストーリー。  主人公は思春期。社会の構造の上澄みを知りもう受け入れ難くなっている父親とい
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沁みます

これは沁みます。自分はバツ2の子持ちの方と結婚して離婚しました。その数年の結婚生活の中で最も宝と思ったのは子供たちの無邪気さなんですよね。 離婚の原因は浮気とかじゃありませんから安心して下さい。ギャン
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大人と子ども、その中間で。

微妙な年代の難しい心境を、所作や会話の端々で伝えてきます。両親の離婚を経て、父親に対する複雑な感情が本人は意識してないのに、なんの罪もない義理の妹へと向かってしまう…。 これで義理の妹が年齢が近くて
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子どもの純粋さに心洗われます。

主人公へのご褒美だと遊園地に連れてきてくれた父。しかし、そこには浮気で母と離婚した父が再婚した相手の連れ子の姿が…… 自分へのご褒美を大義名分に義妹と合わされた主人公は父に対して憤りを感じる。 それは
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親の身勝手に付き合わされるのは、子供の宿命である

親にも親の選択肢があり、人生がある。だから仕方ないにしても、子供にとっては納得のいかない選択だって多い。 特に今回の場合、主人公は義妹となったきらりを受け入れられないどころか、二人の娘を微笑ましく見
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