桜の絆

精霊は花を咲かせ、青年は歌を歌う。限られた時間の中で紡がれた二人の絆。

葉月怜

4分 (2,264文字)

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あらすじ

廃神社の古い桜の木に宿る精霊は、ある日、自分の木の下で歌う一人の青年と出会う。すっかりその青年の歌を気に入ってしまった精霊は、毎回耳を傾けていた。ふとした事で言葉を交わすようになった二人は、限られた時

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

儚く泣いた

青年が桜の木から離れ、健康になってまたくるよと言い放ったその時から、もしかしたら...と予想してしまい、最後に老夫婦のお姿が見えた時泣いてしまいそうになりました。 泣いている「私」の想いは計り知れない
ネタバレあり
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