グラスの氷が溶けるまで- LAST KISS Ver. -

これから今日と言う日を何度迎えて行くのだろうか。慈愛と悲哀に満ちた大人のBL作品です

遭綺(そうき)

BL 完結 過激表現
6分 (3,153文字)
是非とも、貴方の大切なヒトを思い浮かべながら読んで頂けたら嬉しいです。

9 12

あらすじ

一人の青年は、毎年とある日に海の見える旅館を訪れる。 彼が愛したヒトとの約束を守るために。 その脳裏に浮かぶのは、いつも自分に向けて見せる美しい笑顔だった。 本作品は、大人の泣けるBLをコンセプトと

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

必ず全てには終わりが来るけれど…忘れかけてた幸せを思い出せる1作品。

読み出したらとにかく止まりませんでした。 幸せな日々はずっとは続かない…それは誰も決められない事だし、終わりを迎える時に幸せだったと思える終わりを迎えた人とは裏腹に残された人の切なさや苦しさ、その人の
ネタバレあり

夕陽とグラスの氷が溶ける描写の重なり合いが見事でした!

水平線に沈むゆく夕陽、段々と溶けていくグラスの氷。 そして、主人公にそっと寄り添う、今は亡き恋人。 その全てが儚げな雰囲気を漂わせ、重なり合い、一体となって物語の空気感を創り出しているように感じられま
ネタバレあり

その他情報

公開日 2022/10/13