昔男ありけり

伊勢物語 第4段「月やあらぬ」超解釈。禁断の恋の行方は?

井川奎

13分 (7,701文字)

27 373

あらすじ

恋に生きた歌人、在原業平(ありわらのなりひら)と、後の皇后、高子(たかいこ)の、恋の逃避行。 京の都を震撼させた、大スキャンダル。切なくも、儚い夢物語。 私的解釈のため、エピソード、和歌の扱いが、

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感想・レビュー 1

美しく雅な儚い恋物語

1ページ目から、現代世界から、切り離され、雅なや世界へと、いざなわれます。業平と高子の和歌のやりとりが何とも、艶やかで趣があり、読み進めていけばいくほど、情景が目に浮かんできて、感情移入してしまいまし
ネタバレあり
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