帰郷

「私」が生まれる前に「戦死」したと聞かされていた叔父が、敗戦時に生きて故郷の村に帰っていたことを知った「私」は・・・

野宮みどり

4時間14分 (151,968文字)
二十歳の頃に書こうとして、それ以来半世紀書きかけては挫折して放り出していた作品に、最後の挑戦です。

4 8

あらすじ

千葉の稲毛にあった戦車学校の教官として敗戦を迎えた保は、郷里である三重県楠町の村へ帰って来る。その日から両親のもとで百姓仕事を手伝いながら、彼は殆どの時間をひたすら遺書の執筆に費やす。敗れた国に殉じて

タグ

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません