人形に生きた男と女~龍次とるり~

人形作りの世界で、激しくぶつかり合いながらも、惹かれ合い、信じ合う龍次とるりの愛の物語です。

村川久夢

13分 (7,758文字)
真剣に人形作りに取組むライバル、龍次とるり、お互い心の奥底に秘めた愛の物語です。

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あらすじ

江戸文政年間の京都。師匠の跡継ぎと認められる腕のいい人形師・龍次。龍次は同じ師匠のもとで修行するるりと、お互いの人形を認め合いながらも、激しくぶつかり合うのだった。ある時、るりの弟・弥助の肺病が悪化し

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