二年三組の鬼

だれもそんなことはしないと信じている、私に問題があるのか。

魚崎 依知子

11分 (6,017文字)

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あらすじ

市立中学で働く太田小夜(おおたさよ)は、 校舎の戸締まり中にとんでもないものに出会う。 小夜の受け持つ二年三組の教室に、鬼がいたのだ。 「鬼じゃなくて、多分生徒だよ」 追いかけた体育教師の安川(やす

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