四葩の記憶

紫陽花ってね、『四葩』とも言うのよ。

有城 涼華

5分 (2,434文字)

1 5

あらすじ

父さんが死んでから、母さんは部屋にこもって出てこなくなった。 家族三人で仲良く笑い合えたあの頃に戻りたい。 降り止まない雨の音を聴きながら、紫穂はひとり思う。 そんな紫穂の目に映ったのは、庭に咲

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません