情緒的なビブラート

志恩のギターの音が好きだった。もう二度と聴けないと分かっていても――

早川素子

13分 (7,737文字)

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あらすじ

私の声じゃ届かないのかもしれない。 同じ土俵、同じ空間にいた人にしか 響かせられない言葉もあるのかもしれない。 それでも、私は願い続ける。 彼の音が再び聞ける日々を。 その弦の音色を聴ける日々を。

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