春待月に、赤は散る。

江戸時代×推理物のつもりで書きましたけどなんだか違っちゃったような気がします。

砂詠 飛来

2時間21分 (84,557文字)

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あらすじ

寺子屋に寝泊まりしている藤川穣はある朝、雪の降り積もる中庭で目覚める。隣には師匠である草刈春好の遺体が横たわっていた。 自身が下手人ではないかと疑われるなか、亡くなった草刈と親しかった同郷の柴沢、怪し

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