あんなにも悲しみに暮れていたというのに

手酷い失恋の痛手もいつかは癒えて、 かつてのように悲しめなくなることを、少し寂しいことのように感じるのは僕だけだろうか。

とろきち

青春 完結
7分 (4,050文字)
大切だったはずの想いも、記憶も段々と薄れていってしまうことが切なくて。だけど、だからこそ、人は前を向けるのかも知れない。

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あらすじ

彼女に振られた僕は、彼女との想い出の品々を一つに集めて袋に入れ、引き出しにしまった。時は流れ再び、その袋を開けた時……

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