香代子の言葉に魅了され、 敬次郎の醜さに怒りを覚え、 弓浜さんの温かさに泣かされました。 ここまで感情移入して読める作品にはなかなか出会えません。 そしてラストの展開は衝撃の連続！ 恐怖しながらもそ

読んでいて、必ず何かが潜んでいるであろう暗闇の中に少しずつ歩み入っていく感覚でドキドキします。 悲しい・恐ろしいというだけのホラーではなく人々の優しさや温かさ、大切な感情が伝わってくるストーリーで、

ゆっくり読んでいこうと思っていたはずが序盤からラストまで一気読みしてしまいました。 ツヨシさんの作品を読むときはいつもこんな感じです(^_^;) そこの世界にのめり込んでしまうのです。