休載中であることは作者様からうかがっており、ストーリーが途中であることを覚悟して読み進めておりました。しかし心のどこかに油断がありました。「きっとストーリーも序盤で、まだまだこれからな段階なんだろう」

ーこのレビューは重大なネタバレを含みますー 職場、恋人との同棲という、自分の所属する2つの場所で失敗をした主人公が、フードコートの常連客たちという思いがけないコミュニティで新たな居場所を見つける物語

「いい話」かに見える前半と、掌を返した後半の落差にやられました。短編らしいテンポの良さもいいですね。 投稿は五月ですが、舞台は夏ということで今の時期にピッタリですね。

作者様の武器であるスピード感がふんだんに活かされた作品です。超能力バトルというジャンルであると同時に格闘の描写も的確で、様々な知識に裏付けされていることがうかがえます。 ところどころ仕込まれたネタ（

読み始めてすぐにね、思ったんですよ。これよくあるゲームに入っちゃう系だなーって。 でも違った！　主人公がゲームで遊び、現実も過ごす。しかもなかなか主人公ジキル君作り込まれたキャラで、大学生でバイトし