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江田公三

サイトの仕様がちょっと残念

URLが記載されているのですが、エブリスタの仕様なのか、文字列選択ができません。演奏を確認しようにも、とても不便です。読者が簡単に演奏を参照できる仕組みが欲しいです。 サイトの仕様なので作者には難しい

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江田公三

臆病な恋

コンパクトな中に多くの人物が登場して、主人公の恵まれた環境が描かれます。素晴らしい友人、悪意の人はいない。年上の相談相手もいる。こんな幸せな状態を大切にしたいからこそなのかもしれないけれど、主人公は恋
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江田公三
意図的になのかどうなのか、始まりからなかなか登場人物の名前が明かされず、主人公の性別も説明されないため、何度か後戻りして場面を読み取らねばなりません。台詞が多いので、いっそ脚本形式にした方が、情景が鮮

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江田公三
綺麗に纏まった整理された作品です。「ああ、詐欺だな」と読者が理解するところから、どのようにして読者の予想を超える結末を出してくるのかに読者の期待が向かっていきます。こういうときの落とし方はなかなかに難
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江田公三
作者によると「既婚女性の非日常的な一日」ということだが、作品としては極めて日常的に描かれている。ドラマチックではなく淡々と。熱い思いや、嫉妬や、肌感覚は単調な描写の中に埋没する。 自分の冷静でない気持
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江田公三
「自分探し」という曖昧で言い訳じみた言葉が生まれてどれだけ経っただろうか。私たちは「本当の自分」だとか「人生の価値」だとか「自分が自分であること」に、安心を求めている。自分が生きてきた時間は取り戻すこ
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江田公三
江戸時代の大坂あたりの話でしょうか。雰囲気を楽しませていただきました。 ※香川郡からでてきたとしても「香川から」とは言わないのでは? 通常は藩名の「高松」「丸亀」または国名で「讃州」だと思います。
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江田公三
どんでん返しも、騙しもない、淡々とした物語ですが、主人公の内面には大きな変化があります。高校の女性教諭と男子生徒の関係性を、花火の夜を中心に描いています。 多少の性的描写もありますが、その描写自体が目
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江田公三
ジョン・エヴァレット・ミレーの『オフィーリア』のような静謐さのある作品。暖かくなりきっていない季節の湿った土の匂いがする。

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江田公三
社会変革のダイナミズムという大きな物語を、コンパクトに描いた作品。理屈やアイディアの披露になりがちな素材ながら、あえて冗長な描写なしに纏められた、過不足ない作品。これはこれでありと言える。一方、リアリ
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江田公三
 維新の激動を越えて一旦は別の道を進んだ二人が出会う物語。  西南戦争前夜というところだろうか。国会も内閣もない新政府という言葉だけの藩閥政治。当時の永田町と言えば、旧永田馬場を中心とした練兵場や陸軍
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江田公三
タイトルが全てを語る、という作品です。 「戦隊」「ライダー」「プリキュア」で御馴染み、日曜朝の子ども番組。始まる前からわくわくが止まらない。全国の家庭で起きていることがこの作品には書きとめられています
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江田公三
 物語の設定世界や登場人物は序盤でほぼ説明されているものの、それで色褪せることはありません。この作品は設定の奇抜さや登場人物のエキセントリックなことではないからです。登場する人物には悪意に溢れた敵役も
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江田公三
暖かい気持ちになれる穏やかな小説。ダイナミックで劇的なストーリーではないけれど、長い時間の持つ力が感じられて説得力がある。 途中で、それまでのシーンは50年前だったと種明かしがある。こういう細工をす
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江田公三
ただただ制服プレーを描いたスケッチ。タイトルの通りではあるけれど、そうしたテーマを描くというよりは、正確に主観的記述がされていて、幸福感や高揚が伝わる。ありのままに受け取るべき作品と感じる。 そのまま
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江田公三
「そして君のためにろうそくを交換しなければならない」に向かって、物語を集約している作品。プロットの周囲から徐々に描く手法。もちろんこの方法だと読者はそのプロットを想像するし、解決が読者の予想を大きく超
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江田公三
 白だとみせて黒になる。そういう作品のようです。いわゆるアクロイド殺しのような倒叙ではないけれど、自分語りの作品。  はじめは「石神先生」と呼ばれていた人が、途中から一人称に変化していくところが、作者
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江田公三
 不安定で焦燥感を抱えた主人公を連れて、「先輩」が向かったのは「大学芋のお店」。そこは、学校とは対称的な、勉強を楽しむ人たちの集うところ。そこで物事に主体的に向き合う体験をした主人公は、「先輩」と呼ん
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江田公三
場所も関係性も端的には語らず、時計による時間の区切りもはっきりとはさせない、独特の語りで物語は進んでいく。一瞬一瞬がその空間で、その温度で、その湿り気で固定されて、感覚と情念が垂れ流しにされている。こ
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江田公三
駄目な男と、凛とした女性の対比がとれていて、幸せとは型どおりの男女の付き合いの中ではないところにあるのだと感じました。タイトルほどには鮮やかに奪い取っているとも思えませんので、「なるほどブラックチェリ
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江田公三
主人公の性別がはっきりしません。そんなことはどうでもいいことなのかもしれないけれど、それでも受け手が登場人物の感情を推し量るにはヒントが欲しいです。 行為の説明は丁寧で、分かりやすいですが、実際の行為
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江田公三
「プロではないのでツッコミは受けない」とのことですが、充分楽しませていただきました。主人公が全くの善人でもないし、全くの悪人が出てくるわけでもなく、リアリティのあるストーリーと思いました。 同性愛や人
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江田公三
始まって2ページくらいで「瞬と主人公の恋が始まる」という結末を予想させる展開で、意図的に恭介の出番も少なくなっていきます。このままで最後まで行けるのか、不安な状態のまま物語は進んでいきますが、最後の部
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江田公三
 伊勢物語のように歌と物語が寄り添って恋心を綴っています。和歌と黒髪と雅な趣向を好む夫に心を残す妻が、夫好みの女になろうとするのは、フェミニストたちからは歯痒いものですが、それは個々人の生き方。一度し
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江田公三
 二・二六事件の際に電話局の交換機で盗聴された料亭「幸楽」の録音盤の音声に、物語をはめ込んでいく手法ですね。ただ、この長さでやるとしたら、物語としっかりリンクしないと難しいですね。展開の主要な部分が会
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江田公三
 中沢けいの『海を感じるとき』が、荒々しい太平洋に突き出た館山の物語だとしたら、この作品は、三浦半島西岸の静かな海面の相模湾なのだろうか。全体に抑制の効いた悲しみの通奏低音が支える文章の中で、ささやか
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