曽於ゆう

お月さまがほほえむ夜に読みたい、絵のない絵本

絵はないけれど「絵画」があります。 言葉に色彩があり、行間にさえ、あざやかな色が見えます。 絵はないけれど「音声」があります。 耳を澄ませると、言葉が動き出して、はっきりと音が聞こえてきます。 絵
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曽於ゆう

散文詩のような、掌(てのひら)の小説

 このお話のサイズは、手のひらに、ふわりと乗るほどコンパクトです。でも、読後の余韻は、しっかりと心に残ります。  私は一読して、この掌の小説が、まるで優しい散文詩のように、心にしみこんでいくのを感じ
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