線香花火

夏の終わりの夕暮れに咲く一束分の線香花火。僕と美佳は一つずつ線香を落としていく。そのひとときの再会の意味とは。

嘉納弘

恋愛 完結
6分 (3,252文字)
2度漬けで楽しんでくれると嬉しいです。

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あらすじ

今日は一年越しの再会の日だった。男は線香花火を手に、通い慣れた坂を登る。急な坂の上でいつも彼女は待っている。男は、彼女の口真似をしながらぽつりぽつりと昔話を楽しむ。出会いの衝撃と、馴れ初めの喜び、そし

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

とても不思議な世界観

【読む前予想】 何となくだが、お彼岸をイメージしてしまった。もしかしたら、無くなった恋人との再会を意味するのではないだろうかと。 【感動したところ】 とっても不思議な世界観。彼女とはある坂で待ち
ネタバレあり
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