感想・レビュー一覧 7件

母親と女性との愛

最初の文は主人公俊也の母の哀しい幼少期の思い出と美しい昭和の時代の思い出が目に浮かびました。 マドンナの紗香は複数の人格があって、最初は何をやらかすのかはわからない危険な香りを漂わせていましたが、最終
ネタバレあり

生き様、そんな言葉が眩しく光る物語。

嵐が通り抜けた後の、うっすらと青い空。 そんな余韻がまだ胸の内に残っています。 『ふたりの 好い マチ 世界』、最後まで楽しく読ませていただきました。 とても読みやすい文体で、映像を見るように物語の
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拘りのある綿密的な描写に好感が持てます。

閲覧ありがとうございます。今回、感想レビューを書かせて頂きました。茅と申します。どうぞ宜しくお願い致します。此方の作品を拝読させて頂きました。ネタバレは極力書かないように心掛けていますが、一応、ネタバ
ネタバレあり
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彼女は結局何者なのか。

10ページまで読みましたので感想を失礼しますm(__)m あの頃、絶望した方は数多くいたのではないでしょうか。 そして、自分の今までの生活をリセットして考えなければいけないような事態が起きた……。
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現代の初老の男性のリアルを描くドラマ

はじめは、母親の死を乗り越えようとする主人公のように思えましたが…、でも実は、その苦難を乗り越えようとするのではなく、母親がいるであろう好い世界を求めて生きてきたのが徐々に明らかになってく。 本当の好
ネタバレあり
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濃厚な人間ドラマ

私が言葉にするには能力が足りなくて申し訳ないですが、良い映画を見終わった後の余韻と同じ感覚です。最初は一体どうなるのかさっぱりわからなかったけれども、読む方も一緒に翻弄されていつのまにか愛すべき存在に
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死を抱えながらの、生き方の物語でした。

ぽつぽつと、正に気力を失った男の放浪から始められる導入部からは想像もつかないほど、ダイナミックな展開、描写で物語が進んでいきます。常に死を抱えながらの陰鬱なテーマにもかかわらず、其処には確かに人間の生
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