真実は静かに夢に潜り込む

地下鉄に乗ってあの人のもとへと向かう。夢の中なのに地図を描けるぐらい鮮明な記憶。

菊池 策

恋愛 完結
16分 (9,204文字)

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あらすじ

こっちの世界の私は、あっちの私の分の不幸まで背負っているみたい。 次々と襲いかかる出来事。すべてを失った私に手を差し伸べてくれたのは、優しいあの人だった。 2017.5.31 執筆終了

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感想・レビュー 6

視覚感覚に訴える書き出しの描写と、 ヒロインの感情からつむぐ描写の書き分けが巧みで、 引き込まれました。 ヒロインの不幸のどん底爆走ぶりが、読んでいて小気味よく感じられました。 綺麗にまとまったオ
ネタバレあり
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(応援) 菊池策らしい優しい文体で綴られていながら、新しい一面を見た気がした作品。 冒頭で何言ってんだ?この人と思われるかもしれませんが、それが素直な感想です。 本作の素晴らしい点は2点あると思いま
ネタバレあり
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拝読いたしました。 途中からパラレルワールドに、私も入ってしまって、夢か現実かわからなくなっていましたが、なんとなくゾクゾクする感じがとれませんでした。 彼女が幸せになったとしても、ずっとなんとなくの
ネタバレあり
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