蕚ぎん恋

新しい形の、回顧録なんだけど温かいスタートを感じさせる作品
改めて執筆、完結お疲れ様でした👑 花路さんの個人として書きたかったお話、しかも挿絵付きという新たな挑戦の意欲が感じられて、 興味深く拝読させて頂きました。 結婚、パートナーとの関係、レス問題、すれ違い、子供を持つことに関する考えの相違、 身近に感じられる問題で、後書きなどでも仰ってた、デリケートではありますが、問題提起じゃないですが、この辺りも書きたいテーマだったのかなと思いました。 遠い昔初恋に近い想いを抱いた(合ってるかな?)お兄さんとの再会かと思いきや、 花路さんは途中からの流れを心配されてましたが、確かに良い意味で驚かされ、色々考察してしまいたくなる展開でした。 幼い頃出会ったお兄さんは、背中の傷もあり、やはり椎の樹の精という事でしょうね。 そして気になるのは新たなお兄さん。newお兄さんは元祖お兄さんと別人だけど、全く同じ容姿という事で、これは本当は元祖お兄さんが実在してて実は息子なのかとか(オーナーの息子さんということでしたけど)短い間に妄想しましたけど、 この土地に住む人の血を引くという事で、元祖お兄さんはやはり樹の精で、新たなお兄さんはあくまで別人で、樹の精が何らかの形で宿っている人なのかなと…。 その辺の作者様の見解を、是非お聞きしたいと思いました笑 読み手の通りに…でしたらすみません。 無精髭お兄さんのワイルドな色気にやられてしまい、正直お兄さんの喪失、新しいお兄さんの出現は少し寂しくもあったんですが、 いつでも帰って来いと、安らぎを感じる店内で、新たな人と、あんなに傷心、自身のアイデンティティに深い懐疑を抱いていましたが、お兄さんに癒され昇華されて、新たなスタートを切れて、良かったです✨ あと稔さんはやっぱり性的指向はそちらだったのかな… ともかく変わらず花路さんらしい繊細で綿密な心理、情景描写、 しかも随所の素晴らしい画付きで、素晴らしい作品の一言でした!有難うございます✨ それにしても樹の精にしてはいやらしく魅力的で、そんな存在があんな卑猥こともしてくれたのかと、人外との関係も、悦いよなあと余計な萌えも想い出してしまいました。 ちゃんと締めれず申し訳ありません( ;∀;)
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ぎん恋さん、嬉しすぎる😭 こんなにも丁寧なレビューを頂戴して、今わたし猛烈に感動しております。ありがとうございます! 色んな意味でぎん恋さんに「何だこの話」って思われなくて良かった😣 本作は2部構成のイメージで仕上げました。前半は主人公が苦しんできた現状と安らかだった昔の思い出との対比で、こちらはBLというよりヒューマンドラマを意識しています。 あたり前と思われている事があたり前じゃないかもしれない。不自然に思われる事がその人にとっての自然かもしれない。でもやはり苦しむのはマイノリティ側でそれが自己否定に繋がりかねない苦しさを書きました。 皆様に受け入れられないかもしれない要素の一つ目はこれ
(→続き。二分割になってしまってごめんなさい💦) 稔の性的指向は潜在的にそっちだったんだと思います。父性への思慕もあるかもしれませんが。 あと、妖精といえば柚弥のように中性的で美しいイメージがあるので、当初は主人公が綺麗なお兄さんを好きになる攻め受け逆設定を考えていました。が、椎の木はなかなかに巨木という事もあり、お兄さんをワイルドマッチョに変更して色々とエロい事をさせたしだいです。 今回ほど「樹液」という言葉にこだわった作品はないかも(*´∀`*)ゞエヘ 挿絵部分もぎん恋さんに気に入って貰えてホッとしました。邪魔な情報になりませんでしたでしょうか(; ・`д・´) 色んな要素が地雷を含む
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ほお〜😳って感じで読了しました☺️ 私は、よく書き手さんが読み手の方の地雷とかを気にして、注意書き沢山されたりを見てると 私にとって、書き手さんてほんと神なので、読み手の方を気にするあまり書き手の表現したいものを出し切れないのって本音の部分はどうかと思っていて。 故意に読み手を傷付けたり、攻撃する目的でなければたとえデリケートだったり、ショッキングな内容でも、書き手さんはそれを覚悟で書いてると思うので、いいんじゃないかと思うのです。 とはいえいきなり目にして、苦手意識を感じたりするのは申し訳ないので、ある程度予防線張るのは必要かと思いますけど。 花路さんの書かれた場面は、勿論ひとの傷を抉るつ
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