酒に逃げる父、 母を守るべく父を消そうとする息子、 でもお母さんは3人で幸せだった頃の記憶に取り憑かれて、一番壊れちゃってたのですね。 あの頃は優しかったのに～と夫との生活に日々不満を漏らすマンネリ主

閲覧させていただきました。 時と少年と言うお題を聞いたとき、私が思いついたのは、タイムスリップや成長といった単語でした。 なので、こういった形でのお題の使い方は想像していなかっただけに正直にびっく

最後に何かしらのイベントが起こる事は予測していたのですが…… そうきたか！ というエンディングでした。 10ページに鑑別所の細かい説明を入れているため、ストーリーの描写が少なめになっていますが、

自分の家族内では起こって欲しくない辛い内容でした。 交わることの無い家族間の愛情がこの作品には溢れています。 この世界中、誰にでも起こりうる話だからこその恐怖があり、冒頭から集中して読ませて頂

本当は愛しあっている家族なのに… ラストにあんな結末が待っていようとは、 予想もできませんでした。 鑑別所内での生活も具体的に描かれていて、 読みごたえのある作品でした。

罪を犯した少年が改心し、元凶の父が改心し、お母さんを中心にやり直せると思った矢先のお母さんの行動に衝撃を受けました。 中々の読み応えでした。

　負のスパイラルを堂々巡りする、殺し合う家族、悲劇の連鎖の果ての一家心中という、和製レ・ミゼラブル。 誰も責められない。 誰も救えない。 護る為にとらざるを得なかった行動は果たして正しい行いなのか

とても考えさせられる作品でした｡ 母を助けたい でも自分は指を加えて見ている事しか出来ない｡ 月日を重ねて その思いは殺意へと変わる｡ ラストは三人の屈折した愛…… 生きていく難しさを感じるとても納

少年の言い分はもっともだと思います。 父親の家庭内暴力が引き金となっているので、時を戻したとしても解決しない気もしますが…。 子供故に感情をコントロールし切れず、思いつく解決策も単純なのかもしれま

子はかすがい、雨降って地固まる、の教訓通り、父親が心を入れ替えハッピーエンド……と思いきや、衝撃のラスト。 どんなに反省の言葉を口にしても、DVは繰り返されるのが現実なのでしょう……。 ご都合主義のエ

救われたと思ったのも束の間にして 突き落とされてしまうどんでん返し なんと申し上げればいいのでしょうか やはり悲しい気持ちにはなりますが ただのﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞに終わらなかったことに この小説に籠

まさかの結末に思わす「えっ！？」となりました。 すごく悲しい親子愛ですね。 読んでいて胸が締め付けられるような想いでした。 でも実際にこういったことは日常に存在しているんだろうなと考えさせられまし

普通なら離婚しても不思議では無い状況で、それでも父親を信じる母親 状況から考えて あり得る話ですが まさかの結末に衝撃を受けました 重厚で読みごたえのある作品でした。

うーんと考えさせられました。 実際あるであろう設定。そして、殺意の理由。 親で有るからこそ、考えてしまう。 夫婦は結局、他人。 でも子供は… どんなに子供がひどい犯罪者になったとしても、最後まで

家族への憎しみ── この逃れられない愛憎は、人の人生を、人としての尊厳を、いとも簡単に壊してしまう。 このようなエブリというエンタメの場では、なかなか書けない胸を、心を裂く小説でした。 書いてく

ふと、思いました。 僕が光の様に、あの時父を殺そうとしたら、母はどうしたろうと。 僕は父に保険を掛けられ殺されそうになった事が何度かあり、父が居ない時、父が不法に所持する拳銃を何度も握り締めた経験

時を戻してやり直したら？ はたして違う結果に変えられたのか？ 続編が書けそうですね。 期待です(^-^)/

少年が中学生に戻っても、きっと繰り返えされるであろうと思われる悲しい物語。 きっと光は中学の楽しかった日々だけに戻りたいんだろうなぁ…悲しい。 光、母、父。 短かいページ数でも、それぞれの苦悩が十分