ジャンル未設定 完結 過激表現
1時間0分 (35,494文字)

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あらすじ

「その血塗られた盾は、とうとう英雄の盾となりました。仲間にも笑みが零れます。  仲間はそうして、ある船に乗り込みました。二百五十六匹の犠牲の上塗りされた、その、英雄の盾を持って」 (平成二十六年

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

R-18との事で、エッチな小説にも挑戦してみたいと、お手本に読み始めさせて頂きました。
ネタバレあり
1件
最後の一文に胸が震えました。 すばらしく濃密で読みごたえある傑作のように思います。 完成された文体が織り成す叙情詩は絶望のなかに光を見いだすがごとし感慨で胸中を満たします。 涙の描写が素敵でした
ネタバレあり
これファンタジーなの?と思ったので星一つ差し引いてしまったが、 久しぶりに読破した葉蔵作品は相変わらず綿密な描写が魅力だし、 女として取り返しの付かない程傷付けられる、 かなり酷い状況でも淡々として
ネタバレあり