とても好きな世界観です。 書物庫で見た、古の呪文のような不思議な言葉と、二人だけの秘密。 描写が綺麗で、ともすればエグさを感じそうなシーンさえ不思議な美しさとして表現されています。 見せたいシーン

ファンタジーならではの美しくも残酷な世界観。 しかし、ユキとサソリの純粋な想いが、いにしえの呪いを解き放っていきます。 二人に課せられた悲劇と、それに立ち向かう強い心。感動的な掌編でした。 細部

なんて美しいお話でしょうか。 読み始めてすぐに、一気に物語に引き込まれました。 幻想的世界の中に、溢れているのは一貫して愛。 スノードロップとその生まれ変わりのユキ。 愛を成就させたユキと、

寒暖の差が激しい『夏』の世界。厳しい環境の中、サソリとユキのやり取りの微笑ましさにほっとした…と思ったら、二人の別離が。 そこから時が流れ、ユキと再会…サソリの炎のような気性もですが、ユキの静かな、

とても面白かったです！！ 沙耶ちゃんの描く世界観が好きです(≧▽≦) 読んでいてひきこまれました！ 設定が斬新で、発想も素晴らしく、独自の世界観が確立していてそれでいてとても読みやすいっ！！ サ

（応援） 仄かに漂うびーえる（明言はしてない）。 ですが、冒頭から童話のような世界にストーリー。 夏の王が冬を閉じ込めるのも愛。 冬の王が閉じ込められてまで生きたいのも愛。 真の夏の王が

逢えないことに絶望する、ではなく 生きて、いつか再会することを願う…という想いが 冬という寒さの中だからこそ感じられる温かさに似ているんじゃないだろうか と感じました。幸せな四季を取り戻せてよかったで

まさかファンタジーがくるとは！ とちょっと驚きながらページを捲りました。 だけど読み進めていくうちに理解します。 これは確かに冬の物語であり、愛の物語。 しっとりとした童話、若しくは神話のよう

とても素敵な、童話のようなお話でした。 夏の星、アンタレス。夏のさそり座。夏の王。 けれど物語はどこまでも冬の冷たさを感じさせます。 「銀河鉄道の夜」の中で、蠍は自らの身を焦がし周りを照らす星として描

ファンタジーでここまで季節を感じることができるなんて 思ってもみませんでした 星や星座には、様々な切ないお話がありますが それを彷彿とさせるようなそんな作品です 沙耶さんの綴られる文章が、まるで

『冬の恋愛』をテーマにした今回のイベント。 まさかのファンタジー作品、しかも舞台は「灼熱の夏だけが残った世界」ということにまず驚きました！ 古の夏の王が他の全ての季節を飲み込んでしまった荒廃した世