雨の降る湖底

yom yomコンテスト入選作品

純鈍

13分 (7,653文字)

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あらすじ

何故、あの時、私は真冬の湖に潜ろうと思ったのだろうか……? これは一人の大学教授の記憶。

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感想・レビュー 4

奥深く難しい

最初はただの日々を過ごす話かと思ったけど、 船に関係していて、 叔父さんもいつの間にか幻になっていく。 深い話。
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なぜここに来たのか、なぜ冬の湖に潜る気になったのか、という「不可思議さ」、「わけのわからなさ」。 船内に光を見つけたときの「高揚感」。 言葉が通じない「もどかしさ」。 窓をへだてて船外から覗く「
ネタバレあり
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まるで映画を見てるみたいな。 そんな静かな高揚感が、作中にずっと漂っています。 湖底に潜った時のような無音の中で、その絵が、映像が浮かぶ感覚が本当にすごい。 一冬の不思議な体験が一人の少年の時間を
ネタバレあり
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