(応援)詩的な文章に美麗な情景描写。 小説と言う枠を超えて、私にはひとつの芸術作品のように感じられました。 ホラーと言う事で、より恐怖の増す深夜の寝床で拝読しようと思っていましたが、別の意味でその

こんばんは(^ ^)　お邪魔させていただきました。 まずは、優秀作品選出おめでとうございます(*^ ^*) 詩のように進んで行く物語。その物語を語っていく彼女（私）は、自らの内なる声――嘆きに耳を

食べられちゃった(´・ω・｀) 僭越ながらレビューさせて頂きます。 読み解いて行くほどに、恐ろしさと儚さと美しさが感じられる作品です。 「何、笑ってるの」 この一言により、一気に彼女の弱さと月桂

このお話を読んでいて、とても鮮烈に、『溢れる』という印象を受け取りました。 それは、月桂樹が浴びる月の光だったり、彼女から滴る鮮やかな赤だったり、人であることを『やめてやる』とまで思う彼女の痛烈な叫び

ヌラリとした憂鬱な雰囲気の中にある耽美さ。 抒情詩のようでありながら、妙にリアルさを感じさせる文章。 彼女は「ソコ」に存在し、そして、月桂樹も「ソコ」に存在し、共存していた。 彼女の寂しさと血を栄養と

呼んだのはどちらでしょう。 月なのか、彼女なのか。 はたまたお互いの想いが引き寄せたのか。 伸ばされた白き手を、葉は静かに絡め取り。 痛みを感じるのなら、それで良かった。複数の手首の傷は心の痛みは伴

何だろう？ 陰鬱さと幽玄さを感じます。 彼女は、強くない自分を疎ましく思っていたのでしょうか。 月の光の射す中で、異常な事態をこがれていた様に受け入れる様子は甘美さすら感じてしまいます。 怖い

魔に魅入られるのと同じで、神に魅入られたのかもしれない。 これは『浸食.２６』を初めて読んだときの感想です。 胸を衝かれました。 その文章は、 そそぐ月光のように妖しく、ぬめる血汐のように滴るからで