恐ろしくも、切なくて胸が締め付けられる物語でした。 改めて表紙の画像を見ると、特にそう感じます。 大事にされた玩具は、段々と遊ばれなくなるのですよね。押し入れとかでひっそりと…… でも、大切にし

うわぁ…これはスゴい。 ちょっと胸が痛いかも。自分にも覚えがあるから。 胸が痛いけど、実は怖い気持ちが勝る。 どうか、誕生しないで。 静かに無に帰して。 誕生したらきっと、今度は傷つくんじゃないかな

レビューさせて頂きます。 子供の頃を、思い出しました。まさしくこれ。 小学校入学前の記憶、結構消えてるんです。(健忘症じゃない！) 毎日が初めて出会うことばかりで楽しくて怖くて昨日のことすら忘れる。

柔らかい語り口調 優しくふんわりとした雰囲気を纏う語りべ。 けれど。 なんでだろう。 どこかゾクリとしたものを感じるのは…… これは読み手の想像力を掻き立てる。 落ちていく白い埃。 要らなくな

小さな子供が話すような、優しい語り口調と柔らかな言葉たち。 でも、どんな解釈がピッタリくるのか、それはなかなか難しく、とても妄想力を掻き立てられるお話です！ 『わたし』は一体、誰なんだろう？ しいち