おお…… なんと美しく、そして切ないのでしょう。 言葉の美しさ 情景の美しさ ひたむきな愛に 涙が出そうになりました。 触れることも叶わない雪の結晶のような儚い恋。 理性の垣根を越え、想

真っ白降り積もる雪と、その白さを覆い尽くすかの暗闇。 押し殺しても消えることのない気持ちと、二人が歩んだ未来。 儚げさと共に存在感を残していくこの作品は、読み手に様々な感情を訴えかけます。 思わ

心というものは。 愛というものは。 それに突き動かされる衝動というものは。 きっと人だけでなく、生きとし生けるもの。 魂をもつもの全て、同じ。 「死（消滅）が二人を別つときまで」以上の想いの強さを

寒い冬が物語の舞台なのですが、ご拝読後、本当に心が温かくなりました！ なるほど！更紗さんの『３月には貴方と』からインスピレーションを得たのですね！ 束砂さんの作品も、更紗さんの作品と同様に、心が揺さ

火傷と凍傷が似通った傷を作る様に、違う生を受けた者であっても、同じ様に惹かれあい気持ちを通わせるのだろうかと考えてしまいました。 静けさと、ぴんと張りつめた空気を感じます。 端から見ると悲恋に思え

真っ白で儚い、雪の風情が目に浮かびます。けれど胸のうちはとても激しい。 その葛藤と恋心が本当に美しく、雪の情景とあいまって胸に迫ります。 つまり、純粋異種交流ですね、わかります(´；ω；｀)ﾌﾞﾜ

ひらひらと舞う雪の結晶を想像させるお話でした。 儚く、切なく、それでいて熱くも感じる心の叫び。 冷たい雪と混ざり合い、舞い上がって行く…… 美しく韻を踏む文体が真っ白な彩を、より一層際立たせてい