逃避行

【短編】雨の夜、国境近くの古宿にたどり着いた二人連れの客。彼らの事情とは

佐宗

BL 完結 過激表現
28分 (16,689文字)

201 3,680

あらすじ

雨の夜、国境近くの峠の古宿に辿りついた二人連れの客……。 どことなく孤高の色を纏う長身の男と、そのマントの内側に庇われるように立つ、見目麗しい「連れ」。―――彼らの抱える事情とは? 第三者視点か

感想・レビュー 1

ここに『感動』があります

 短編の妙...でしょうか。  実に美しく無駄のない表現で二人の若者の切なく愛おしい姿が目に浮かぶ、筆者の力量の素晴らしさが窺えます。  切なくも美しくそして優しい。  読んだあとにじわりと残る暖かさ
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