緑桜

他人をトレース(真似)することでしか周りと溶け込めなくなってしまった少年の物語

サトー

35分 (20,491文字)
不器用な少年の葛藤を、読者の自由な角度から見て下されば幸いです。

9 70

あらすじ

旅立ちの日。父と母に別れを告げた私は、バス停に向かった。 だが、途中にある、自分が幼少期を過ごした小学校の正門前でふと立ち止まってしまう。 見覚えのない新校舎が立っていて私は目を奪われる。 その横には

感想・レビュー 2

 重いのではなく、とても「深い」テーマを扱った秀作です。  隅々にまで著者さまの「こだわり」を発見できます。  門出に際し、今一度振り返る「馴染みある景色」……。  感慨と共に、それまでとは違うものに
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レビューイベント参加くださりありがとうございました 早速読まさせていただきました 周りと馴染むことのない自分との葛藤の物語ですね 苦しみや困惑が伝わってきました 比喩表現も分かりやすかったと思います
ネタバレあり
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