墓守ユートピア

日常の中の、非日常を

斎宮青子

1時間22分 (48,612文字)
ファンタジー!

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あらすじ

 祖父から継がれた仕事は、一銭にもならないボランティア。祥世の周囲で繰り広げられる日常は、祥世にとっての非日常だった。もうこの世のものではない友人だった幽霊、見違えるほど逞しくなった幼なじみ、少しでは

感想・レビュー 1

つい先日に墓地の草刈りを終えたばかりで、読んでいますと 刈り取った草から昇る湿気と臭い、休憩のあいまに麦茶を飲む味、嗅覚と味覚、視覚などの感覚が立ち昇り 自分がまさに主人公と梅ちゃんのすぐ横に立ってや