悪魔と委員長

悪魔に魅入られた中学生は降りかかる苦難を前に契約を受け入れてしまうのだろうか。

ともなり

7時間9分 (257,102文字)
実はあちこちにさらっと伏線が隠してあります。(言っちゃったらだめじゃん…。)

78 9,892

あらすじ

毎朝教会に通う信心深い少女の前に現れた悪魔。 魂の輝きに目を付けられ契約を迫られる少女の身に事件は起こってしまう。 信仰と人情の間で葛藤の末、少女の決断は何を呼ぶのか。 物語は小さなエピソードで構成

感想・レビュー 8

悪魔の問いと主人公の語りかけは,私たちの心肝を染める

 この作品は信仰に篤い女子中学生ますみと、悪魔エスレフェスという主人公を通して語られています。神の愛という信仰と愛を欲する人間と言えば良いだろうか。これらを悪魔との魂の契約を巡って、極限的な道徳心
ネタバレあり
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読み手の人智は超えてきます。

敬虔なクリスチャンの女子中学生「ますみ」と、その姉を慕う小学生の弟「かなた」が、自身の持つ魂の輝きゆえに様々な困難に見舞われ、立ち向かって行く物語。 悪魔との対話に、読み手の中にある道徳や善意の質を
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アマチュアかどうか疑う程の完成度

レビュー失礼致します。春です。 まず、時間がかかってしまい、申し訳ございません。 以下は、全ページ読んだうえでの感想です。 ジャンル、内容は異なりますが、東野圭吾さんの「白馬山荘殺人事件」を呼んだ時
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