お母さんのとなり

母の隣は、私や兄の場所。ずっとずっと、そうだと思ってた。

安里紬(旧:小鳥遊絢香)

13分 (7,772文字)
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あらすじ

私の母は優しくて、何でもできる理想の人。 小さな頃から、母の両隣りは私と兄のもので、それはこれから先もずっと変わらないと思ってた。 だけど、運命はその願いを奪おうとする。 家族とは何か。夫婦とは

感想・レビュー 2

家族だけど遠い父

(感想です) 父親って子どもからすると煙たい存在ですね。そして、とにかく分かりにくい。一方、母親はお日様の香りがするクッションのような役割で。 父親がここぞという時にみせた言動から、ぶっきらぼうだけ
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身内の病がきっかけで見えてくるもの。 自分にも経験があり(自分の場合は父が病気でした)、厳しく不愛想な父なのに懸命に看病をしていた当時の母の姿が重なりました。 やはりそこには自分や兄には踏み込めない夫
ネタバレあり
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