受賞

金色めいた特別の巣立ち

幼い頃から折り目も付けられず大事にしまわれ続けた金の色紙は、自分の形を探して菓子箱から飛び立とうと決意した。

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14分 (7,936文字)

あらすじ

家出同然で都会に移った「私」は、実家に残って両親と住む「妹」と何年ぶりかに会う約束をしていた。 妹を待つ間、「私」は「金の色紙で何かを作る」という幼い頃の小さな夢を達成すべく、暇潰しも兼ねてツルを折る

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

姉妹の心情をなぞるような表現方法が印象的

大賞おめでとうございます。姉妹の関係が丁寧に描かれた良い作品でした。特に大きな事件が起こるわけでもないのですが、淡々と姉妹の会話を通じてお互いの思いのすれ違いが徐々に埋まっていく様が読んでいてじわじわ

近いけど遠い関係……それが姉妹

すごく近くにいるから口に出さなくてもわかっているつもりだったけど、本当はなにもわかっていなかった。 そんな兄弟姉妹の微妙な心の機微が描かれています。 小さい頃に大切にしていたものは、いつの間にか形を

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