歌なんかに乗せることなどできるはずのない

誰かを愛した経験は、その喪失とイコールでなければならない

真乃宮

恋愛 完結
7分 (4,105文字)
妄想コンテスト『三時』応募用短編です

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あらすじ

1杯、千二百円。 ぼくらの通い慣れた小さなバー。 深夜三時まで続く歌うたいの恋歌。 愛した彼女は残された左耳を傾ける。 二人の時間が乗るはずのない、そんな歌に――

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公開日 2019/6/2