織り成すは雨の糸

梅雨の江戸。とある傘屋の、とある日常のひと駒─。

田井 香

12分 (6,947文字)
妄コン「傘」にて優秀作品を頂きました。有難うございます。

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あらすじ

じめじめとした空気の中、雨降る日。 江戸の傘屋に一人の女がやってきた。 その女は、とても気難しく付き合いの悪いと近所で評判の女だった。 そんな女が、片手に一つのぼろぼろな傘を持っている。 「こ

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

大切な物(想い)は人それぞれ

惣伊之助のカラッと乾いた夏のような爽やかさが、印象的でした。 物語の紡がれ方も自然で、登場人物のテンポの良い会話は次から次へと読ませられちゃいました。笑 次のお客様の話も覗いてみたいです。
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