じいちゃんは言った。「うまいトマトが食いてえなあ」~死体牧場の飼育録より

夏、ドクダミが咲き乱れる神社で僕は少女と出会った。いい雰囲気に・・・しかし彼女は忽然と姿を消す。背後には奇妙な因習が。

卯月阿賀(旧姓阿賀野たかし)

ホラー 完結
3時間33分 (127,361文字)
ノスタルジーホラーかな・・・

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あらすじ

病床に臥すじいちゃんが言った。「うまいトマトが食いてえ。見つけてくれたら、いっぱい小遣いをやるぞ。どうだ、アルバイトをやらんか」 そんなのカンタンじゃん。僕は安易な気持ちで引き受けた。 そう、そんな当

感想・レビュー 2

得体のしれない現世の異世界に飄々と進んで行く和真君! 怖いけど読んじゃいました!

重苦しい伝奇小説ですが、和真君のどんなことがあっても飄々として、前に進んで行く姿に目が離せず、ワクワクしながら読みました。 未解決の事件も、毬夢ちゃんが生きて帰って来ただけで、和真君にとっては十分であ
ネタバレあり
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いや〜引き込まれました。

希少人種に対する狂信的な信仰… トマト・肥溜め・再生 … など特殊なポイントが見事に組み込まれてます。 本当はちゃんとした文庫本(紙の媒体)で読みたい作品でした。
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その他情報

公開日 2019/7/24