人魚のかたり

いつであっても日傘をさしているそのひとは、出会ってからずっと少女のかたちを続けていた。「僕」は彼女にこいをしている。

南風野

39分 (23,381文字)
和風な人魚のおはなしをかいてみました。ゆめかうつつかまぼろしか。水辺にたゆたう幻想物語群

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あらすじ

いつともしれないそのとき、どこともしれないその土地。 夏山にて氷上の庭を目撃する「鏃」 水底にてくろいろのさかなに出会う「黒鱗」 水鏡にとざされた金色のさかなに詰め寄る「碧淵」 夏休みの宿題に端を発

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